胸式呼吸&腹式呼吸どっちが大事!?

この記事の内容は・・・

様々なトレーニングから健康法などで

腹式呼吸と胸式呼吸について述べられてきていますが、

結局どっちが良いの?とお悩みの方は多いのではないでしょうか?

 

実際私のお客様からもよくある質問の1つでもあります

そんな腹式呼吸と胸式呼吸について今回はお話させていただきます。

 

そもそも呼吸ってどんな運動なの?という方は、こちらの記事をご参考ください!

⇒呼吸を知ろう!

腹式呼吸とは

腹式呼吸とは横隔膜の収縮をメインに使用する呼吸の方法で、

イメージとしてはお腹を膨らましたり、凹ましたりしながら呼吸を行います。

 

腹式呼吸の特徴としては副交感神経に働き、

リラックスをさせる働きがあると言われているので、

ヨガや禅、マインドフルネスなどといった

自身と向き合うセッションに用いられやすい傾向にあります。

胸式呼吸とは

胸式呼吸とは肋骨と背骨などで構成される

胸郭を広げながら行う呼吸の方法で、胸を膨らませるように行います。

 

胸式呼吸の特徴としては腹式呼吸とは対照的に交感神経に働きかけ、

身体をシャキッとさせたり、気持ちに気合を入れやすいと言われています。

 

格闘家やラグビー選手などコンタクトスポーツのアスリートなどが

試合前に「フンフンッ」している様子がイメージしやすいのではないでしょうか?

どちらかに偏るのはよくない

前述した通り、それぞれのメリット・デメリットがありますが、

そもそも呼吸は両方ともバランス良く保ちながら行う事が理想です。

 

すなわち、【片方が得意で片方は全然できない】そういった状況に陥るのは

身体の不調をきたす恐れとなるからです。

 

例えば、ゆっくり呼吸をしたときにお腹は膨らますのは得意だけど、

肋骨を広げながら胸で呼吸しづらい方は、胸郭の可動性が低下しており、

 

息を吸いづらく呼吸が浅くなったり、

肩で息をするといった使い方になっている可能性があります。

このような方は肩甲骨や背骨周りの筋肉が緊張しやすく

肩こりや首こりが生じやすくなります。

 

逆に胸を膨らませる事は得意だけど、お腹を使うのが難しい方は、

腹筋が弱く、肋骨が拡がりっぱなしの状態の方が多い傾向にあります。

 

その為、肋骨を下げる動きが出ず、息を吐きづらい状態になります。

息を吐けない為に、ゆっくりとした呼吸ができず、

身体を固めやすい為、腰痛のリスクが高まりやすい身体になります。

 

両方とも使える事が重要!

腹式呼吸も胸式呼吸も元々、身体に備わっている機能ですが、

動作によって分類されているだけなので、どちらが良いかと差別化するのではなく、

 

ご自身の身体の状態に合わせて、

呼吸法を選択するという考え方が良いかと考えます。

 

例えば、今日は疲れてんなぁ~、とか気持ちが焦っているなといった時は

腹式呼吸+ゆっくりとした呼吸を意識してエクササイズ、

 

気合を入れたい!シャキッとしたいと言ったときは

胸式呼吸+速い呼吸でのエクササイズ、

 

といったように両方の呼吸法ができると最高ですね!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

ナガオベース ナガオ タカヒロ

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